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2017.8.28

斎藤糧三さん 朝は機能的に過ごして、しっかり動けるからだづくりを!

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特集1

朝は機能的に過ごして、しっかり動けるからだづくりを!

[ 医師 ]
斎藤糧三さん

医師・斎藤糧三さんの朝は、玄米プロテインと
良質なオイルをたっぷり入れたスムージーではじまります。
その暮らしには、機能性医学に基づく健康づくりの実践があふれていました。

 

特集2

「野菜とタンパク質をしっかり摂りたいから、ケールやフルーツに、アレルギーの起きにくい玄米由来のプロテイン(ウルトラフード※)をたっぷり加えます」※斎藤さんが開発したサプリメント。詳しくは www.mdfood.jpまで。

「朝食は抜いちゃダメ。朝食には、体内時計(覚醒と睡眠のリズムを司る)をリセットする効果や、昼食時の血糖上昇を穏やかにするセカンドミール効果があるんです」と斎藤糧三さん。毎朝のスムージーのレシピも、自身の専門である機能性医学に基づいています。機能性医学とは、科学的根拠に基づいて食事内容や生活習慣を改善し、からだを整える医学のことです。「機能性医学による食生活を実践して7年目ですが、2年目で体重が20キロ落ち、からだも締まりました。妻も一緒にやっていますが、がんこな便秘や生理痛が解消されたようです。それまで食べていた一般的に〝バランスがいい〟といわれる食事が、実はバランスが悪かったということですね。白米やパンが主食でしたが、糖質過多でタンパク質不足だったんです」

 

特集3

スムージーの材料は、β -カロテンや食物繊維、スルフォラファン、カリウムなどを豊富に含むケール(1枚)、グレープフルーツ(100グラム)、いちごなどのベリー類(70グラム。りんごなどお好みのフルーツでもOK)、ウルトラフード(大さじ1)、氷または水(50グラム)、さらにオメガ3系の亜麻仁オイル、中鎖脂肪酸を含むココナッツオイル。

 

特集4

正しく糖質制限するためには、タンパク質の摂取が欠かせません。成人が1日に摂るべきタンパク質は、およそ60グラム。1食あたり20グラム程度が吸収しやすい分量になります。「肉や魚からタンパク質を摂るなら、1日あたり最低でも300グラム程度は食べる必要があるでしょう。タンパク質はからだの基礎をつくる栄養素ですが、今は足りていない人が多くなっています。欠乏すると新陳代謝が悪くなり恒常性を維持できなくなって、早く老けたり、不眠や倦怠感などのあらゆる弊害が出てきます。タンパク質欠乏症になると手足が黄色くなります。せっかく栄養を摂っても、それを必要な場所に運ぶタンパク質がなく、役立てることができないんです。私が推奨するケトジェニックダイエットは、タンパク質などの栄養素をしっかり摂りながら糖質制限をする食事療法です。これを2、3日続けると、糖質に代わるエネルギー『ケトン体』をつくる回路が活性化し、ごはんやパンなどを過剰に食べたくなる糖質中毒もなくなります。摂った栄養がしっかり身になるから、むくみや頭痛などさまざまな体調不要が解消されます。適正体重に落ち着き、疲れにくく活動的にもなりますよ。そもそも人類が現代のように大量に糖分を摂るようになったのは農耕の始まった1万年前。それまでの250万年は肉食で、獲物が捕れなければ飢餓が続く状態でした。だから人のからだには糖質を脂肪で蓄える機能が備わっているんです。飽食の時代がくるなんてからだは想像していないから、今、糖質過多による健康障害がたくさん出ているのです」

 

特集5

「糖質制限を正しく行うと、からだ本来の機能が働き出します」

現代人が陥りがちな栄養欠乏の症状

タンパク質の欠乏症状

□ 手が黄色くなる
□ 足がむくむ
□ 寝ても疲れが取れない
□ 肌がくすむ
□ 髪にハリがない

タンパク質の欠乏症状タンパク質は、身体を構成するだけでなく、カロテノイドなどのフィトケミカルを運んだり、体内の水分を移動させたり、解毒をしたり、神経伝達物質の原料になったりしています。

マグネシウムの欠乏症状

□ まぶたがケイレンする
□ PMS、偏頭痛がある
□ イライラしやすい
□ 肩こりが強い

マグネシウムは、神経や筋肉の緊張を取るために必須の金属で、不足するとそれらは過興奮状態で機能不全になります。タンパク質摂取の際に野菜が不足すると喪失しやすくなります。

 

- ある一日の過ごし方 -

7:30
起床、シャワー

7:30
朝食、スムージーを飲む。サプリメントを摂る(水素、メタボQ〈エネルギー代謝を促す〉、ビタミンD)

8:30-9:20
出勤。電車+30分歩く。クリニックに到着

13:00
昼食(野菜とグリルドチキンのサラダ。ドレッシングの糖分に注意)

18:00
ファンクショナルトレーニング(姿勢矯正を目的としたプログラム)でワークアウト

19:30
夕食(牧草牛のステーキ250〜400g、サラダ+亜麻仁オイル大さじ1、大麦ごはん半膳、ハイボール、赤ワイン)

20:00
照明を暖色にし照度を下げる。入浴(湯温は39度。肩までつかって15分以上入り深部を温める)。サプリメントを摂る(水素、善玉菌を励ますサプリ〈腸を整えて副交感神経優位に〉、ビタミンB〈睡眠の質を高める〉、カルシウムとマグネシウム、メラトニン)

23:00
就寝(就寝前は字が読めないほどの暗さが体内時計を妨げない)。睡眠は7.5時間が目安(それ以上でも以下でも死亡リスクが上がる)

 

 

特集6

「仕事中には水か炭酸水、アイスコーヒー(1杯)を飲みます。コーヒーにはがん予防効果も」

 

「自分のからだを正しく知ることが、いきいきと生きるための第一歩です」

朝は光を浴びるために、通勤時に30分歩いています。「朝の光で体内時計が正常に機能し、自律神経の働きも整います。『ケトン体』をつくれるからだに切り替われば、睡眠の質も変わります。短時間でより深い睡眠が得られ、すっきり目覚められるんです。太陽の光を浴びると、ビタミンD が合成され、花粉症なども改善します」生活習慣が健康に大きな影響を与えることは、科学的にも実証されています。「前立腺がんの患者さんに、瞑想・運動・地中海食(栄養バランスのよい食事)を3ヶ月実践してもらい、その前後細胞を調べたら、がんに関する遺伝子の501のスイッチががんを防げるように変化しました。これは食や運動、精神のメンテナンスによって、がんが防げる証拠です」健康管理には、「正しい現状把握も必要」と斎藤さん。健康とは本来、いきいきと積極的に動ける状態のこと。しかし、いきいきと動けなくても「体質的に私の健康はこの程度」とか「病気ではないから健康だ」と、不健康な状態を健康と勘違いしていることも多いといいます。「たとえばアレルギー体質でも、あきらめずに原因を検査できっちり調べて現状を知ることが大切です。原因がわかれば、改善策は必ずあるはずです。症
状を感じなくても、アレルギーの場合もあります。まずは検査結果に従って機能性医学などで生活を改善してみると、本来の健康とはどんな状態なのかを体感でき、それまでいかに不健康だったかが理解できるでしょう」既成概念を一度取り払い、自分のからだを正しく知ろうとすることが、健康への第一歩となるのです。

 

特集7

「朝の光を浴びると、体内時計が整います。朝食後の運動は、血糖値上昇を抑えるのにも役立ちます」

 

特集8

ストレス解消法は、趣味のモータースポーツ。体力的にもハードなスポーツですが、機能性医学によって整えられたからだは、疲れ知らず!

 

特集9

からだの深部温度を上げる全身温熱療法「ソアラαシステム」を試す斎藤さん。直腸で体温を測りながら、温水を使って確実に体温を上げていきます。

「冷え」は万病のもと。温める習慣にシフトしよう!

斎藤さんが院長を務める「サーモセルクリニック」では、温熱療法によって体温を上げることで、がん患者やトップアスリートの体調管理をサポートしています。「人の深部体温は通常37度で、それを2度上昇させると劇的に自律神経が整い、がんなどの病気が棲みにくいからだに変化します。 そもそも、冷え症にならない生活習慣が重要です。体温は血管の収縮によって制御されていますが、冷え性は血管が縮まり、血液の通り道が狭くなっている状態です。糖質を摂ると血管は縮まりますが、冷え症の改善には糖質のコントロール、熱を産生するタンパク質や脂質の摂取、そして運動をして熱をつくることも必要です」

 

profile / Ryozo Saito

医師。日本医科大学卒業後、産婦人科医に。現在、日本機能性医学研究所所長、一般社団法人日本ファンクショナルダイエット協会副理事長、ナグモクリニック東京・アンチエイジング外来医長、サーモセルクリニック院長。腸内環境の再生によってアレルギーなどの慢性疾患を根治に導く次世代医療・機能性医学の日本人として初めての認定医。

写真/八幡宏

 

 

別冊 veggy Vitamix SPECIAL より
きょうのカラダを、起動しよう。

特集8

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