2018.3.13 バイタミックスでひろがる!料理のプロが教えるおいしいスペシャルレシピ Vol.2 バイタミックスでひろがる!料理のプロが教えるおいしいスペシャルレシピ Vol.2 食通たちも注目する、今話題のお店のシェフや旬な料理研究家たちが、バイタミックスを使ったおいしいスペシャルレシピを考案し伝授!オリジナリティ溢れる新しい美味しさを毎週お届けします。 今回も先週に引き続き、美食家が集う広尾の隠れ家イタリアン「Melograno」のオーナーシェフ 後藤祐司さんが、とびきり美味しい本格的パスタレシピを指南!
バイタミックスなら、ペコリーノチーズもブロックのまま豪快にIN 「今回のメニューは、“ペーストトラパネーゼと小ヤリイカで和えたブジアーテ”。これ、シチリア島西部にあるトラパニ地方の郷土パスタ料理なんですが、ペーストトラパネーゼは、ジェノベーゼのシチリア版と思っていただけると分かりやすいですね。実はシチリアって世界有数のアーモンドの産地。だから、バジリコやニンニクに松の実ではなく、アーモンド、そしてトマトが入るのが特徴なんです。豊かな香りのソースは、通常のジェノベーゼとはまた違って、深くコクのあるシチリアならでは味わい。バイタミックスを使うと、こんなとびきりのおもてなしパスタも本当に簡単に仕上がります」
<< 今週の一皿 No.02 >>
生アーモンドを使った Recipe 2
- 材料(20名分) -
ペーストトラパネーゼ
アジアーテ(パスタ)
- 作り方 - ① コンテナにペーストトラペネーゼの材料をすべて入れ、ピューレモードにし、タンパーを使いながら約30秒撹拌する。 ② 蓋を開けて塩を軽く振ったら、再度ピューレモードで15秒ほど、粗目のペースト状になるまで撹拌する。
③ 鍋にたっぷりの湯を沸かし、パスタを茹でる。
④フライパンに輪切りにした小ヤリイカをいれ、③の茹で汁を少し入れて加熱し、そのフライパンに茹で上がったパスタを入れて和えます。 ⑤ 器に④のパスタとイカを盛り、その上に②のソースをかける。
⑥ アーモンドスライスを飾り、パルミジャーノをすりおろし、塩コショウしたら完成。 ※ペーストトラパネーゼは、くるくるっと巻かれたシチリアの伝統パスタ”ブジアーテ“と会えるのが定番。太めパスタのペンネやリガトーネとも相性がいい!
PROFILE 1979年、千葉県生まれ。広尾でパスタ店を営む父親の背中を見て育ち、16歳で、幼少期から馴染みのあったイタリア料理の道を志す。専門学校を卒業後、都内のリストランテ 「クローチェ・エ・デリッツィア」等で修行し、外苑前「カミネット」を経て27歳でイタリアへ渡る。シチリア州ラグーザの「リストランテ・ドゥオーモ」で1年、ウンブリア州ペルージャの「オステリア・バルトロ」で2年、計3年間の修行を積んで腕を磨き、帰国後、白金台「ビッフィテアトロ」で4年間シェフを務め、2015年に独立。同年9月、広尾に「Melograno」をオープン。
広尾商店街から明治通りに抜ける道にひっそりと佇むレストラン「Melograno」。店名の“メログラーノ”は、イタリアで幸福や繁栄の象徴なんだそう。
後藤シェフがミラノで多くのお店を見て回り、自身のインスピレーションに拘ってリノベーションされた店内は、重厚すぎず、トラットリア過ぎず、照明や空間センスも抜群!
店内の奥は開放感のあるオープンキッチン。ここは上質でありながら、肩肘張らずに自然体で過ごせる陽気なイタリアンレストラン。
「Melograno」
Text by Tamiko Oizumi
【メイキングムービー】
きょうのカラダを、起動しよう
|