2020.5.19 【疫病封じの神様】かよムーンの「Moon Talk」 5月の占いコラム ソウルセラピスト コロナの終息が見えず、長引いていて、日常生活に影響を受けている方も多くいらっしゃるかと思います。心配なところです。 今月は、疫病を封じる力を持っている神様について書いてみようと思います。 ソウルセラピスト かよムーンの東洋星命術
京都の祇園祭というのは知っていますか。こちらは祇園祭のホームページより抜粋した内容です。 ↓ ↓ 豪壮かつ華麗な祇園祭は、千百年の伝統を有する八坂神社の祭礼です。 古くは、祇園御霊会(ごりょうえ)と呼ばれ、貞観11年(869)に京の都をはじめ日本各地に疫病が流行したとき、平安京の広大な庭園であった神泉苑に、当時の国の数66ヶ国にちなんで66本の鉾を立て、祇園の神を祀り、さらに神輿を送って、災厄の除去を祈ったことにはじまります。 祇園祭は、7月1日の「吉符入」にはじまり、31日の境内摂社「疫神社夏越祭」で幕を閉じるまで、1ヶ月にわたって各種の神事・行事がくり広げられます。 その昔、現在京都の八坂神社に御鎮座されている「素戔嗚尊(スサノヲノミコト)=当時は牛頭天王(ゴズテンノウ)」という神様が、妻を探すために旅をされた際に蘇民将来(そんみんしょうらい)という名前の家の人が一晩泊めてくださったそうです。蘇民将来は貧乏であったのにも関わらず、粟ご飯を炊いて牛頭天王におもてなしをたそうです。牛頭天王はその心優しいおもてなしをいたく喜び、その後疫病が流行した際に注連縄(しめなわ)に「蘇民将来子孫也(そんみんしょうらいしそんなり)」(現代語「蘇民将来の子孫である」)と書いた紙を貼ったものは疫病から逃れることができる、と約束されました。
現在も、祇園祭の時期には八坂神社境内にある疫神社に茅の輪が用意され、お参りができるようになっています。 今年は新型コロナの影響で祇園祭は中止となりましたが、八坂神社の境内ではこの春から疫病守りの茅の輪が設置され、輪くぐりができるようになっています。また、社務所では、「疫病守護」のお札やお守りが売られ始めているようです。 残念ながら、直接参拝しないと郵送などでは購入できないそうですが、今はご自分の安全を優先したほうがよさそうですね。
その代わりに、ご自分のお住まいのエリアにある近所の神社の御祭神(ごさいじん)(その神社に祀(まつ)られている神様のこと)を調べてみてください。多くの神社では、ホームページに書かれてある御祭神を見れば、どんな神様がそこに御鎮座(ごちんざ)されているかがわかるようになっています。 素戔嗚尊/須佐之男命/スサノヲノミコトなど表記が様々ですが、スサノオ/スサノヲ / すさのお、という音が入っている神様がいらっしゃる神社でしたら、効力は同じです。また神社の境内に「八坂神社」という名前の摂社末社がありましたら、そちらでも大丈夫です。 わざわざ出かけなくてもよい距離にあるようでしたら、ちょっと参拝に行って、「蘇民将来子孫也(そんみんしょうらいしそんなり)」と心の中で呟きながら手を合わせてみてください。その後で、「コロナウイルスから守ってください」などとご自分の言葉で思いを伝えてみるといいでしょう
また、1年以内に八坂神社で買ったお札やお守りを持っている方、スサノオのいらっしゃる神社のお札がある方はお家でも同じことができます。お札に向かってどうぞお手を合わせ、唱えてみてください。
蘇民将来子孫也。 かよムーン
ソウルセラピスト かよムーンの東洋星命術
プロフィール 東洋占星術、西洋占星術、カラーセラピー、人相、声相など相談者の状況に応じてかけ合わせて読むオリジナルの占術を使用。 20歳ぐらいの頃から、趣味で独学で占いを研究し始める。 以後、名前を覚えるように、知り合う人の占いにおける性質を暗記。 ミュージシャン、タレント、俳優、など、多くの芸能・マスコミ関係者も鑑定。 2019年11月1日より、「アントレスクエア」 https://www.entresquare.com にて、占いコンテンツ連載開始。
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