2020.6.16 【惑星の逆行 〜新時代に向かって】かよムーンの「Moon Talk 8」 6月の占いコラム ソウルセラピスト 星の逆行、というのは聞いたことがありますか。 西洋占星術は天空にある太陽系の惑星たちが地上に与える影響を読み取る占いなのですが、地球から見たそれぞれの星の動きを書き出す天空図(ホロスコープ)上では、時々惑星が逆に進んでいるように見える現象が起こります。 ソウルセラピスト かよムーンの東洋星命術 近年、占いが好きな人であれば、「水星逆行」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。水星逆行というのは、この期間、交通機関に問題が生じやすかったり、連絡に行き違いが起こったり、仕事が前進しにくい、と言われています。でも実は、水星以外にも星は逆行します。
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星の逆行というのは主に、それまでの物事を見直す時期、と言われています。 物事が進んでいるあいだに見落とされていたもの、強引に進んでしまったけれど本当は大事なものを取り返したり、修復を図ったり、膿が出たり、また復活、再挑戦したりする時とされています。 そういった期間ですが、なんと今10天体中4天体もが同時に逆行を始めているのです。
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この度の新型コロナの問題は、西洋占星術上、私は、木星、土星、冥王星、という3つの星が手を組んで起こっている動きと見ているのですが、これら3つの星は4月には「国民は活動の場を失くしやすい」という圧力を社会全体にかけていました。 ところが5月には、これらの星が圧力をかけていた「凶角」という角度が取れ、さらに星が逆行に入ったため、それまでの力を弱める働きが起こりました。これを機に、自粛要請は緩み始める、と読んでいましたが、まさに木星土星冥王星3惑星がすべて逆行に入った5月14日その日に、8都道府県を除く自粛解除が発表されました。 このあと6/18には水星も逆行を開始。
ちなみに、星にはそれぞれ影響力を持つジャンルがあります。星ごとの逆行の意味は以下のようになります。 ★ 水星逆行…仕事やコミュニケーションに見直しが起こる可能性が。 ★ 金星逆行…復活愛、恋愛において隠されていたことがわかる、自分の愛情に関わる価値観の見直しを図る時期。 ★ 木星と土星の逆行…社会における価値観の見直し、政治が良策を持って進行しない。政治において隠れていたことが明るみになりやすい。 ★ 冥王星の逆行…一旦コロナ問題の動きが緩まる。 これら逆行期間は数ヶ月続きますが、また秋以降に巡行に戻ります。その時にはもう一度、政治問題や気象、またはコロナに関することなどで荒れる可能性があるといえるでしょう。 4月のコラムにも書きましたが、今年は占星術上では約200年に1度の大きな時代の切り替わりの年となります。今年の多くの変化の出来事を通過した後、2020年12月22日3時20分。木星と土星が約20年ぶりに天空で重なる「グレートコンジャンクション」という現象が起こります。これにより「地の時代」から「風の時代」とへ時代が移っていきます。風の時代はオンラインの時代。縦の社会から横の広い繋がりへと、社会の価値観を変えていくとされています。
かよムーン
ソウルセラピスト かよムーンの東洋星命術
プロフィール 東洋占星術、西洋占星術、カラーセラピー、人相、声相など相談者の状況に応じてかけ合わせて読むオリジナルの占術を使用。 20歳ぐらいの頃から、趣味で独学で占いを研究し始める。 以後、名前を覚えるように、知り合う人の占いにおける性質を暗記。 ミュージシャン、タレント、俳優、など、多くの芸能・マスコミ関係者も鑑定。 2019年11月1日より、「アントレスクエア」 https://www.entresquare.com にて、占いコンテンツ連載開始。
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