YELLOWPOP×トム・ウェッセルマン

トム・ウェッセルマンは、アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンシュタインと並ぶ、ポップ・アート界の代表的なアーティストのひとり。1950年代末頃から、コラージュの技法を用いて女性像を描き、グレート・アメリカン・ヌードのシリーズは高い評価を受ける。現代的なポップ・アートと従来の裸体画を融合した作風が魅力で、コラージュによる立体作品を経て、再び平面作品に戻り、「マウス」「スモーカー」などのシリーズを発表した。また、レーザー光線で切断した鉄板を組み合わせた「スティール・ドローイング」に取り組んだことでも知られている。