【霜月の薬膳】「長芋と鶏手羽のうるおいスープ」で乾燥対策を

【霜月の薬膳】「長芋と鶏手羽のうるおいスープ」で乾燥対策を

年齢を重ねるごとに体内の保湿力は低下傾向に。さらに空気の乾燥も進んで、からだも心もカサカサしていませんか? 長芋と鶏手羽をじっくり煮込んだスープで乾燥対策はいかがでしょう。

*薬膳ポイント*

「長芋」はからだの内側から潤いを呼ぶ薬膳食材。「山薬」という生薬として漢方薬にも利用され、疲労回復や加齢による衰えが気になる方にもおすすめです。また、長芋に含まれるたんぱく質「ディオスコリンα」がインフルエンザウイルスの活性を抑える効果を持つことも報告されています。からだを温めて気力を補う薬膳食材「鶏肉」と一緒にコトコトと煮込み、おなかにやさしいスープでいただきましょう。

【霜月の薬膳レシピ】長芋と鶏手羽のうるおいスープ

[材料](2人分)
★長芋 200g
★鶏手羽元 5〜6本
★長ねぎの青い部分 1本分
★酒 大さじ1
★水 500ml
塩・こしょう 適宜

[つくりかた]
❶長芋は皮をむいて厚切りにする。

❷BUYDEEM薬膳マルチポットに★の材料と塩ひとつまみを入れ、蓋をして30分ボタンとスタートを押す。アクが浮いてきたら取り除く。

❸アラームが鳴ったら長ねぎの青い部分を取り出し、塩で味を調えてこしょうをふる。

薬膳料理家
タナカトウコ