野菜・果物の「皮と種」は食べるべき?フィトケミカルを無駄にしないホールフード生活の始め方

野菜・果物の「皮と種」は食べるべき?フィトケミカルを無駄にしないホールフード生活の始め方

2025年12月15日
毎日スムージーを飲む時、当たり前のように皮を剥き、種を取っていませんか?今回は「ホールフード(全体食)」の観点から、捨ててはいけない果物の部分と、逆にあまり食べない方が良い部分について解説します。

健康や美容のために毎朝スムージーを飲んでいる方は多いと思います。
しかし、野菜や果物をミキサーに入れる前、当たり前のように「皮を剥き、種を取り除いて」いませんか?

もしそうだとしたら、あなたは「果物の中で最も栄養価の高い部分」をゴミ箱に捨てているかもしれません。

実は、野菜や果物の皮や種には、果肉以上の栄養素が凝縮されています。これを捨てずに活用することは、健康への近道であり、近年注目されている「ホールフード(全体食)」の実践にもつながります。

今回は、普段捨ててしまいがちな「皮と種」に含まれる驚きの栄養価と、スムージーにする際の注意点(食べてはいけない危険な種)について、詳しく解説します。

なぜ果物の「皮と種」を食べるべきなのか?

「皮は硬いし、種は邪魔」と思われがちですが、植物にとってこの部分は生命維持のための重要なパーツです。

1. 天然の防御壁「フィトケミカル(ファイトケミカル)」の宝庫

果物の皮は、強い紫外線や害虫から実を守るための「鎧」のような役割を果たしています。また、種は次世代に命を繋ぐための「生命力の塊」です。

そのため、皮や種には「フィトケミカル(第7の栄養素)」と呼ばれる抗酸化物質が果肉部分よりも遥かに多く含まれています。これらを摂取することで、私たち人間の体も酸化(老化)から守り、免疫力を高める効果が期待できるのです。

2. 不足しがちな食物繊維を補う

果物をスムージーにする際、果肉だけを使うと糖質の摂取比率が高くなり、血糖値が上がりやすくなることがあります。
しかし、食物繊維が豊富な「皮や種」も一緒に粉砕して飲むことで、糖の吸収が穏やかになり、腸内環境を整える「腸活」の効果もアップします。

捨てたらもったいない!丸ごとスムージーにおすすめの果物4選

ここでは、特に栄養価が高く、スムージーに入れることでメリットが得られる果物をご紹介します。

① ブドウ(皮・種)

ブドウの皮や種には、強力な抗酸化作用を持つポリフェノールの一種「レスベラトロール」や「アントシアニン」が豊富です。特に種にはプロアントシアニジンが多く含まれ、アンチエイジング効果が期待されています。

② キウイ(皮)

「キウイの皮なんて食べられるの?」と驚くかもしれませんが、実は皮のすぐ下に最も栄養が詰まっています。皮ごと食べることで、食物繊維の摂取量は約2倍、ビタミンEや葉酸の摂取量も大幅にアップします。
※表面の柔毛が気になる場合は、スポンジで軽くこすり洗いするか、毛の少ないゴールドキウイを選ぶのがおすすめです。

③ 柑橘類(白いワタ・薄皮・種)

ミカンやレモンの皮と実の間にある白いフワフワした部分(アルベド)や薄皮には、「ヘスペリジン(ビタミンP)」が多く含まれています。これには毛細血管を強化し、血流を改善する働きがあります。外皮(色がついている部分)を入れると苦味が強くなるため、まずは白いワタと薄皮、種を一緒に回すところから始めてみましょう。

④ メロン・スイカ(種)

最も捨てられがちなメロンやスイカの種ですが、これらはカリウムやマグネシウムなどのミネラル源です。特にスイカの種には、血流改善に役立つ「シトルリン」が含まれています。リノール酸などの良質な油分も含まれているため、捨てずに攪拌するのが正解です。

【重要】出来れば食べない方が良い「種」に注意

「種は栄養がある」とお伝えしましたが、すべての種が安全なわけではありません。植物の中には、動物に食べられないように種の中に微量ながらも「天然の毒素」を持っているものがあります。

以下の果物の種は、スムージーに入れる前に必ず取り除いてください。

⚠ バラ科の果物の種はNG

リンゴ、桃、ビワ、あんず、サクランボ、梅などの「バラ科」の植物の種には、「アミグダリン」という成分が含まれています。

この成分は人間の体内で分解されると、微量ですが「シアン化水素(青酸)」という毒性物質を発生させます。誤って1つ飲み込んでしまった程度であれば排出されるため問題ありませんが、ミキサーで粉砕して成分を抽出してしまうと、中毒症状を引き起こすリスクがあります。

「リンゴは皮付きでもOKですが、種と芯は必ず取り除く」と覚えておきましょう。

皮や種を美味しく安全に取り入れるコツ

農薬が気になる場合の洗い方

皮ごと食べる際に一番気になるのが残留農薬やワックスです。以下の方法で下処理を行うと安心です。

  • 重曹洗い:ボウルに水を張り、小さじ1程度の重曹(食用)を溶かして1分ほどつけ置きし、流水で洗い流す。
  • 専用洗剤:野菜・果物用の天然成分洗剤を使用する。
  • 流水とスポンジ:流水の下で、清潔なスポンジを使って表面をしっかりこすり洗いするだけでも、多くの汚れは落ちます。

普通のミキサーでは栄養を無駄にしている?

皮や種には素晴らしい栄養がありますが、同時に非常に硬い「細胞壁」で守られています。
一般的な家庭用ミキサー(200〜300W程度)では、これらを細かく「刻む」ことはできても、細胞壁を破壊して中の栄養素を取り出すまでには至らないことがほとんどです。

その結果、口当たりがザラザラして飲み込みにくいだけでなく、せっかくの栄養素が体内に吸収されずに排出されてしまうこともあります。

ここで大きな差を生むのが、「Vitamix(バイタミックス)」に代表されるハイパワーブレンダーです。

Vitamixは、一般的なミキサーの数倍のパワーと回転速度で食材を叩き潰します。これにより、硬い種や皮を「細胞レベル」まで微細に粉砕し、細胞壁の中に閉じ込められた抗酸化物質などの栄養素を解放します。

「ただ混ざればいい」のではなく、「栄養を体に吸収させるために砕く」。この点が、普通のミキサーとVitamixの決定的な違いです。

まとめ:ホールフードで体も地球も健康に

今まで生ゴミとして捨てていた部分にこそ、美と健康の秘訣が隠されていました。

  1. 皮と種はファイトケミカルの宝庫
  2. バラ科の種(リンゴ・桃など)だけは避ける
  3. 農薬対策とハイパワーブレンダー活用で吸収率アップ

まずは、抵抗の少ない「ブドウ」や「キウイ」から、丸ごとスムージー生活を始めてみてはいかがでしょうか?栄養価が上がるだけでなく、ゴミも減ってエコにつながる、まさに一石二鳥の健康法です。

「皮ごと」でも最高の口当たりを実現するならVitamix

種や皮を摂取しようとして安価なミキサーを使うと、「舌触りがザラザラする」「飲み込みにくい」という不満が出がちです。これがスムージー習慣が続かない大きな原因となります。

ホールフードを実践する多くの健康志向の人々が、最終的に「Vitamix(バイタミックス)」にたどり着くには理由があります。

  • 圧倒的な粉砕力:アボカドの巨大な種さえも瞬時に粉砕し、液状にするパワーがあります。
  • 栄養吸収率が違う:野菜の細胞壁を破壊できるため、噛んで食べるよりも栄養の吸収効率が格段に上がります。
  • 滑らかさが別次元:皮や種が入っているとは信じられないほど、クリーミーで美味しい仕上がりになります。

「健康のために我慢して飲む」のではなく、「美味しいから飲む」に変わる。Vitamixは単なる調理器具ではなく、将来の健康への投資と言える一台です。

Naga・entresquare編集部