【長月の薬膳】梨とレモンの薬膳茶で秋のお肌ケア

【長月の薬膳】梨とレモンの薬膳茶で秋のお肌ケア

夏のダメージと秋の乾燥でお肌の不調を感じやすい時期。お肌ケアの薬膳食材「はとむぎ」に、うるおい補給の薬膳食材「梨」と「レモン」を組み合わせてからだの内側から整えていきましょう。

*薬膳ポイント*

「梨」の薬膳的働きは、清熱、潤膚、潤肺など。炎症を鎮め、からだの内外の乾燥をケアする働きが期待されます。「レモン」も梨と同様の働きがあります。

「はとむぎ」はヨクイニンという生薬として、水の巡りを整える漢方薬に使用されています。また、昔からイボ取りの民間薬としても知られ、現代でも基礎化粧品での利用が見られます。薬膳では、吹き出物やシミなど肌表面のトラブルの他、むくみや指関節の痛みなど水の滞りによる不調を感じる時に摂取するのがよいとされる食材です。

【長月の薬膳レシピ】梨とレモンの薬膳茶

[材料(800ml分)]
干し梨 15g
干しレモン 2g
はとむぎ茶 5g
水 800ml

(下準備)
梨とレモンは皮ごと2〜3ミリ厚さの輪切りにして天日干しする(3〜4日程度)。
※レモンは国産または防カビ剤不使用のものを使用してください。

[つくりかた]
❶BUYDEEM薬膳ティーポットに干し梨とレモンを入れる。

❷ティーフィルターをセットしてはとむぎ茶を入れ、蓋をして10分ボタンとスタートを押す。

❸アラームが鳴ったら出来上がり。

薬膳料理家
タナカトウコ